« さすがに5時だし | トップページ | 『日経ビジネス』特集「CMを超える」 »

2006年4月10日 (月)

『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』

土曜、日曜と青森県に行ってきた。その行き帰りの新幹線で。

もう途中から、新幹線の中では読めなくなった。涙が溢れてきて、止まらないのだ。ヤバイと思った僕は、途中でこの本を閉じ、家に持ち帰った。そして風呂の中で続きを読み、誰に気兼ねすることなく、号泣。買ったのは昨年の秋だが、今まで読まずに置いていた。読んだ人がみんな「いいよ」と言っていたので、どっぷり浸れる時に読もうと思っていて、今になってしまった。著者のリリーフランキーさんと僕は一歳違いで、自分の生まれ育ってきた時代の記憶と、すべてがバッチリ一致してしまうものだから、それは感情移入なんてもんじゃなくて、最初から最後まで、まさに自分自身がそこにいるような感覚になった。高校から大学時代の気持ちや、親に対する気持ち、東京という街に対する気持ち…そのすべてに共感できた。「共感」とか書くと、つまんないですね。なんて言うか、全部の言葉に「おれもそうなんだよぉぉぉぉ」って思った。飾らない言葉で素直に書かれているものだから、こちらも感情が無防備になってしまうって感じでした。最高なのは会話がすべて九州弁で、東京だろうがハワイだろうが、どこでも九州弁丸出しでしゃべっているところ。大昔『青春の門』を読んだ時も思ったけど、九州弁って「人間としての生き方」みたいなものを、ハッキリと感じさせるよなぁ。僕の出身地の秋田弁はモゴモゴ言っていて、あんまし何言っているのか、分からないんだよなぁ。『アバどボクど、ときどぎオド』じゃなぁ。

|

« さすがに5時だし | トップページ | 『日経ビジネス』特集「CMを超える」 »

コメント

あまり評判が良すぎると、読まない性格なのですが、これは読んでみようかなと思ってます。泣けますかね。

投稿: chantune | 2006年4月10日 (月) 午前 06時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』:

« さすがに5時だし | トップページ | 『日経ビジネス』特集「CMを超える」 »