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2006年6月

2006年6月29日 (木)

06カンヌ広告祭②

今年のカンヌ広告祭は、全体的に参加者が少なかった。うちの会社から行った人数も少なくて、昨年に比べて半減したようだ。それは、高い高いと言われていたカンヌの参加料が、今年さらに高騰して、ID登録するのに30数万円、という非現実的な値段になったのが大きい。土曜日の授賞式の時、大ホールへ入るために(人数制限があるので、早く並んで席を取らないと、別のホールに案内され、受賞式をモニターで眺める羽目になる)、集団で席とりをしたのだが、どうやら並んで待っていた全部の人が入場しても、大ホールは満席にならなかった(しばらくしてから、満席になったが)。そして今年は、クリエイティブの参加者が非常に少なかった、ということも特徴としてあげられる。自分がオヤジになって、若い制作者たちの顔がわからなくなった(*´д`)、ということもあるが、フェスティバルホールでも、いろんなパーティでも「マーケの人たち」のほうが目立っていた気がする。これはカンヌが、「制作セクション」だけのものじゃなくて、広告に関係するすべての人たちのものになってきた、からだと思う。「制作セクション」だけが、クリエイティブではないのだ。それ以外の人たちもクリエイティブな思考で業務にあたることで、ゆくゆくはカンヌでの受賞につながる感覚。これは、とてもいいことだなぁ、と思った。メディアの審査をした松井CDに聞いたのだが、メディアの審査基準は「いかに面白いメディア開発をしたか」も大事だが、それ以上に、「いかに効率的に、ターゲットインサイトをつかんだメディアプラニングをしたか」を重視していた、という。これは審査委員長の考え方にもよるので、一概には言い切れないが、カンヌという賞が、「我々の日常業務と地続きにある感じ」になってきて、僕にはそれが嬉しく思えた。

そしてそして!チタニウムのグランプリは、日本の小さなクリエイティブエージェンシー、デザインバーコード社の「デザインバーコード」!!なんとチタニウムのグランプリですよ!!ホント凄いですね。しかも、会場大拍手!みんな口々に言っていたが、このアイディアの紹介ビデオの出来が、抜群によかった。わぁ、いいアイディアだなぁって印象を与えた(チタニウムはビデオの出来次第!!)。受賞なんて夢にも思わなかったのだろう。授賞式には誰も参加していなくて(4人の会社だし)、ビデオレターで受賞の挨拶をした。コレがまたイカしていて、4人みんなでユベントスの縦じまユニフォーム(バーコードっぽい!!)を着て登場した。これには会場から再び大きな拍手がおき、一瞬「日本やるじゃん!!」ムードに包まれたたのでした。

フィルムの模様はまた後日。

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2006年6月28日 (水)

06カンヌ広告祭①

行って来ました、カンヌ!!時差ぼけで眠いので、詳しいレポートは後日にしますが、久々のカンヌよかったです。98年、00年以来3度目、6年ぶりだったのですが、以前行った時より、カンヌ広告祭に共感して帰ってきました。6年前行った時、僕はカンヌ広告祭が「フィルム表現技術展覧会」に思えた。「思えた」っていうのは、今で言う、Webのリッチコンテンツとしての長尺CMなんて考え方が、少なくとも日本のメディア環境の中ではありえなくて(海外でもまだ確立されていなかったと思うけど)、何秒でもいいCMなんてズルイじゃないか!!日本のCMは15秒なんだから、120秒のCMと競ったって、不利じゃんか!!だいたいその120秒CMなんて、どこでオンエアされてんだよぉ!ゴルァ!!と、怒った記憶があるのです。ところが、今回のカンヌに参加して強く感じたのは、「お、世界の広告人たちも、悩んどるなぁ」ってことでした。広告コミュニケーションに正解のない時代がやってきて、とにかくどんなカタチであれ、アイディアと勇気でもって課題を解決したものには、大いなる賞賛を与える、という感じになっている気がしたのです。例えば、メディアやチタニウムやプロモーションやら、フィルム以外の賞が、お互いに隣接したところに存在していて、むやみにかぶり合っている状態もそのひとつだし。ともかく、カンヌが変わったのか、(日本の)広告業界が変わることで、カンヌが変わって見えたのか、その辺のレポートを連続シリーズで。

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2006年6月27日 (火)

ヨーロッパから、帰ってきました

本日、ヨーロッパから帰ってきました。時差ぼけで深夜目が覚めたので、サッカー(ドイツ)と広告(カンヌ)のレポートします。久々の更新です。今夜はサッカー日本代表のレポートです。

対クロアチア、対ブラジルの二試合を応援してきました。初戦のオーストラリア戦に負け、実質的に日本のワールドカップが終わり、僕的には、もぬけの殻状態になっていたのですが、ニュルンベルグに入り代表ユニフォームを着た瞬間から、また熱い気持ちが盛り上がってきました。可能性は無い!と分かってながらも、クロアチア戦は死に物狂いで応援しました。結果はご存知のとおりですが、あの暑い中、我ら日本代表はいい試合をしたのではないか、と思います。だって、オーストラリアも強かったけれど、クロアチアも強いですもの!1勝1分け1敗なんて結果ははなっから無理!(フランス大会の時も、アルゼンチン、クロアチア、ジャマイカに1勝1分け1敗で予選通過!と言われていたけれど、結果は3敗。予想ではなく、期待なんだよね)オーストラリア戦の反省から、序盤は抑え気味に試合に入っていった。サントスも駒野もあまり上がることなく、カウンターを狙って、相手の攻撃耐え忍んでいた。(PKも含め、何本シュート止めたんだろう。川口は神!)一方のクロアチアも、焦りからかシュートが入らない。何度決定機を逃したことか。これは、いわゆる弱者が勝つサッカーの典型的なケース!というムードになってきた時、柳沢の日本サッカー史上に残るへッポコシュート!!があった。ああなったら、引き分けでしょうがない。よく負けなかったよ。実際、試合終了とともに、クロアチアのサポーターからは、大きなブーイングが起こった。気持ちはわかる。決定機を外しまくった苛立ち。試合は完全に支配してたしね。審判の笛も、やや日本よりに見えたし。日本が圧倒的に押されていた試合で、勝ち点1。よくやったよ、日本代表!って感じでした。

2戦目のブラジル。これは、もうマッタリムードの中で観戦しました。日本がブラジルに2-0以上で勝つなんて可能性は、はっきり言って皆無。わずかな可能性に、日本のマスコミは騒いでいたようですが、日本がブラジルに勝つなんてことは、「今後50年ない」と思われます。薄々感じてはいましたが、この試合を目の当たりにして、さらに強く実感しました。試合状況もご存知だと思いますので、細かく書きませんが、いわゆる子供と大人の試合でした。まず体格が全然違う。足の速さが違う。パスのスピードと正確さが違う。1対1も違う。人間の動き方が違う。新聞に「ロナウドは全く走らない(笑)」、と書かれていましたが、大事な時には走ります。とにかく、何もかもが全然違うのです。今の日本が、どうやってこのチームに勝てるのか?それはただの空想、妄想に過ぎないのです。1年前のコンフェデレ-ションズカップで、ブラジル相手にいい試合(2-2)したじゃないか!と言うかもしれませんが、あれはブラジルが完全に流していて、ガチンコでやった勝負じゃない。だから今回、玉田が先制した時も(iモードでクロアチア-オーストラリア戦の戦況を知っていたけれど)、僕らはここドルトムントで奇跡を観るのか!!という気持ちには、正直なれませんでした。今のままでは、あまりにも実力差がありすぎる。4-1という結果にしても、ブラジルが流した試合ですらこれ、という現実を直視すべきです。でも、8年前に初めてワールドカップに出て、得点の予感がまったくない中、(消化試合のジャマイカ戦で、中山の魂のゴールはあったけれど)、あっという間に終わった前々回に比べれば進化している(たまに点が取れる!)、という前向きな捉え方もあるのでは、と思いながら帰路についたのでした。

とにかく、ジーコの4年間は終わりました。もはや、「失われた4年」という言われ方もしているようですが、それはともかく、4年後に向けて、走り始めるしかないのです。きっと、アジア枠は0.5減で4枠。そこに、今回16強のオーストラリアが入ってきて(さっき決勝トーナメントで、イタリアにロスタイムにPKを決められ敗退)、さらに日本が苦手なサウジ、イランがいる。今回、奇跡は起きなかったけれど韓国と、そして北京オリンピックを経験する中国の6ヶ国で4枠を争う。ネガなことは言いたくないけれど、日本が相当変わらないかぎり、予選突破も無理ですわ。

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2006年6月16日 (金)

痛手②

はぁ、サッカーを見る気がおきない…待ちに待ったワールドカップなのに…いい試合やってるだろうに…敗戦の痛手…選手たちはどれほどだろうか?

選手の様子が気になるので、ちょっと見てきます。

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2006年6月15日 (木)

敗戦の痛手

オーストラリア戦の痛手から立ち直れない…他の試合もあんまし見たくない…あーあ、4年も待ったワールドカップが、もう終わっちゃったのかよぉと思うと…なにか、ぼーっとしてしまう。あのオーストラリア戦は、残念というより、不甲斐ないというか、なにか虚脱状態におちいった。ジーコジャパンは、黄金の中盤を組織した4年前のジャマイカ戦から、何も変わっていなかった。決まりごとが何も無いチーム。勝つための戦略が何も無いチーム。攻める時、守る時、すべてに何もないチームだったんだ。ジーコは選手達に、「自由」を与えた、と言う。選手達を「大人」として扱った、と言う。しかし、本当に大切なのは、戦略を遂行する上での「自由」と、戦略を遂行できる「大人」になることなのに。しかし、もうこれ以上は言うまい。すべては、ジーコを信じた日本サッカー協会と、それを黙認した我々日本代表サポーターの責任なのです。

                                           (完)

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2006年6月13日 (火)

オーストラリアに逆転負け!

負けたぁ…あんなに苦労して、ようやく本大会への出場を決めたのに…わずか10分間で逆転負け…あそこで小野かぁ?…あー終わったぁ。

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2006年6月12日 (月)

フィーゴ!!

朝起きてから、ポルトガルvsアンゴラ見ました。この試合も、他の試合がそうであったように、強豪国ポルトガルが早い時間に先制して、そのまま逃げ切っちゃった。まぁ、それほどいい試合ではなかったけれど(この試合でも、途中で観客が焦れてウェーブを始めた)、なんつっても、フィーゴ!!今年何歳だろう?34歳ぐらい?へとへとになりながらも、チャージされて飛ばされながらも、時たま、あの伝説のドリブルを見せてくれた。クリスチアノロナウドのドリブルを見ちゃうと、与太ドリブルにも見えるけれど、でも仲間を鼓舞しながら、最後までピッチに立っていた姿には、ちょっと感動しました。他の試合でも、ベテランが頑張っているのが目につきます。トリニダードトバコのヨーク(35歳)、パラグアイのガマーラ(35歳)、スウェーデンのラーション(35歳)、イランのアリダエイ(37歳)などなど。この後からも、ジダンやネドベドなどが登場するしね。GKやDFは高齢選手が多いけれど、今回はFWやMFの中心選手が多い。途中でパッタリ足が止まったりするけれど、それもまたヨシ!ガンバレ!!

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2006年6月11日 (日)

2006ワールドカップ開幕!

始まってしまいました(゚∀゚)ワールドカップ!金曜日のドイツvsコスタリカ戦を皮切りに、もう5試合も!イングランドもアルゼンチンもスウェーデンもコートジボアールも登場しました(゚∀゚)!エクアドルvsポーランド戦以外は、今のところ全部見ています。シュバインシュタイガー怖えぇ!リケルメうっまい!ドログバカッコええ!今晩は、オランダ、メキシコ、ポルトガルなどが登場しますっ(゚∀゚)!あー、もう寝られないっ!一ヶ月間は、サッカー深夜族(お約束!)。

ps.オランダ勝ったぁ!メキシコも勝ったぁ!ロッベンすげぇ!マルケスカッコイイー!!スウェーデン以外(とはいえ引き分け)は、順当に強豪が勝っていますねぇ。4年前にフランスがセネガルに開幕戦で負けたようなことは、今のところないね。この後、朝4時からポルトガルvsアンゴラだ。どうすっかなぁ、さすがに眠いしなぁ。HDレコーダーの出番かな。録画しとこう。しかし…クリスチアノ・ロナウド見てぇ!!フィーゴも!!

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2006年6月 9日 (金)

サブタイトルの変更

本日撮影。明日も撮影。ちなみに明日はワールドカップ開幕!!

サブタイトルを変えてみた。「広告にロマンと可能性を感じながら生きる」いかがですか?サブタイトルなんてなんでもいい?ですよねぇ。でもね、なんか、自分がね、20数年やってきた広告というお仕事が、「この先どうよ?」みたいな言われ方をしたり、一方で、途方も無く可能性が広がっている気もするし。まぁ簡単な話、広告が大きな変化の真っ只中にあることは事実なわけで、だとしたら、いい方向に変化してくれないかなぁ、と。でもって、広告の行く末は、「自分達の今」にかかっていると思うと、僕なんかはちょっとは緊張してみたりするわけです。でもって、僕は少なくとも、広告にロマンと可能性を感じながら生きていきたい、と思っている人間なので、変えてみました、サブタイトル。いきなり堂々としちゃったけど。固すぎ?本当はタイトル自体を、「広告ロマン族」とか「広告感動人」。もしくは、「広告はまだまだやれる!」などに変えたかったのだけれど、さすがにダサいかと(笑)。

みなさん、本日の撮影お疲れさんでした。いい広告になりそうな予感。

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2006年6月 4日 (日)

広告深夜族2.0へ

本日から広告深夜族は2.0化します!(笑)

ずっとこのブログは、だれともリンクせず、スタンドアロンで書いてきたのですが、今日なんと、リンクの表示方法を発見し\(^o^)/「おすすめ!ブログ」(←サイドバーの一番下に表示)として、3つのブログと勝手にリンクしました!パチパチ!そのひとつが、「shimazoff」。これまでも、「shimazoff」については書いてきましたが、、「shimazoff」は、某通信会社からウチへ転職してきた人で、やたらとネットやメディアに詳しい。しかも、広告業界の変化もよくウォッチしているので、彼のブログはとてもためになります。僕のブログの師匠さんでもありますね。そして、「アカアオ広告」。熱狂的FC東京ファンの、女性CMプランナーが書いているブログです。もう誰か、お分かりですね。彼女もブログを始めました。アオアカは、FC東京のチームカラーなんですね。彼女の熱狂的ファンぶりが笑える、面白いブログです。そして「TRAVEL HETEROPIA」。これもうちのチームのCMプランナーのブログ。写真や現代美術の勉強にN.Y.に留学していた彼は、このブログでも、その辺のことをいろいろ書いています。もう、2年間にわたって書いているのですね。アクセス数もたくさんある、実力派ブログです。

でもって、「広告深夜族」は、これからもますますリンクを張り巡らせ、2.0化を進めてまいる所存でございます。

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2006年6月 3日 (土)

「shimazoff」と会った

先週木曜日の夜、「shimazoff」と会った。広尾の「浅野」という中華料理屋さんで。

楽しかったぁっす、とても。「shimazoff」は、某通信会社にいたので、ネットの世界のことを詳しく知っていて、しかも、得意先の宣伝部みたいなところにいたから、広告業界のことにも詳しい。これから、広告業界が大きく変わっていく中で、彼のような人材が広告ビジネスを新しくしていくのかもなぁ、と感じた夜でした。

彼との話の中で、一番印象に残った言葉が、「のりしろ」。広告キャンペーンを展開する上で、例えばコア・アイディアを決めて、それをマス以外、Webやら店頭やらパブリシティやらで立体的に展開する場合、その「のりしろ」が非常に重要だと。彼は、メディアごとのメッセージの巧妙な違い、といった意味で「のりしろ」を語ったのかもしれないが、僕はやや違った意味で、その「のりしろ」という言葉が気になった。コア・アイディアが決まって、その展開を各パーツでもってより効果的に展開したいのに、なかなかそうはいかない現状があったり。さらに、多くのスタッフが参加するプロジェクトの場合、エグゼキューションの段階になると新しい人が入ってきて、急激にモチベーションが下がったりすることもあったり。つまり、「人的なのりしろ」をつかさどる人間の能力が、キャンペーン全体のクオリティを左右するということが、僕はいま気になっている。もちろん、広告キャンペーンは各パーツの連携が大切、ということは昔から言われていたのだけれど、クロスメディアな展開になればなるほど、全体の中での役割と方向性を判断する力が、これまでよりもっと重要になってくる。営業がハブになって、全体をダイナミックに構築していければいいのだけれど、営業のスキルも、当然ながら高い人と低い人が混在している。僕のようなクリエイティブディレクターが、すべての会議に参加できればいいのだが、時間的に難しいこともある。「メッセージののりしろ」を計算できて、「人的のりしろ」をマネージメントできる人材が必要なのだ。もちろん、コア・アイディアが決まった段階で、すべてのスタッフがそのクオリティとモチベーションを落さず、動き出せることが究極なのだが。(昔、トルシエ監督が日本代表に「automatic」という概念を導入し、すべての選手が、ある決まりごとによって、自動的に動き出せるような組織を作ろうとしたが、そんな感じ?)そのためには、すべてのスタッフの意識変革とスキルアップが必要なのですね、きっと。

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