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2006年6月 3日 (土)

「shimazoff」と会った

先週木曜日の夜、「shimazoff」と会った。広尾の「浅野」という中華料理屋さんで。

楽しかったぁっす、とても。「shimazoff」は、某通信会社にいたので、ネットの世界のことを詳しく知っていて、しかも、得意先の宣伝部みたいなところにいたから、広告業界のことにも詳しい。これから、広告業界が大きく変わっていく中で、彼のような人材が広告ビジネスを新しくしていくのかもなぁ、と感じた夜でした。

彼との話の中で、一番印象に残った言葉が、「のりしろ」。広告キャンペーンを展開する上で、例えばコア・アイディアを決めて、それをマス以外、Webやら店頭やらパブリシティやらで立体的に展開する場合、その「のりしろ」が非常に重要だと。彼は、メディアごとのメッセージの巧妙な違い、といった意味で「のりしろ」を語ったのかもしれないが、僕はやや違った意味で、その「のりしろ」という言葉が気になった。コア・アイディアが決まって、その展開を各パーツでもってより効果的に展開したいのに、なかなかそうはいかない現状があったり。さらに、多くのスタッフが参加するプロジェクトの場合、エグゼキューションの段階になると新しい人が入ってきて、急激にモチベーションが下がったりすることもあったり。つまり、「人的なのりしろ」をつかさどる人間の能力が、キャンペーン全体のクオリティを左右するということが、僕はいま気になっている。もちろん、広告キャンペーンは各パーツの連携が大切、ということは昔から言われていたのだけれど、クロスメディアな展開になればなるほど、全体の中での役割と方向性を判断する力が、これまでよりもっと重要になってくる。営業がハブになって、全体をダイナミックに構築していければいいのだけれど、営業のスキルも、当然ながら高い人と低い人が混在している。僕のようなクリエイティブディレクターが、すべての会議に参加できればいいのだが、時間的に難しいこともある。「メッセージののりしろ」を計算できて、「人的のりしろ」をマネージメントできる人材が必要なのだ。もちろん、コア・アイディアが決まった段階で、すべてのスタッフがそのクオリティとモチベーションを落さず、動き出せることが究極なのだが。(昔、トルシエ監督が日本代表に「automatic」という概念を導入し、すべての選手が、ある決まりごとによって、自動的に動き出せるような組織を作ろうとしたが、そんな感じ?)そのためには、すべてのスタッフの意識変革とスキルアップが必要なのですね、きっと。

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