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2006年11月12日 (日)

『マーケティング2.0』

『マーケティング2.0』渡辺聡他 翔泳社

会社で新部署を立ち上げたところ、たくさん仕事が来ちゃって、ブログの更新もままならない。でも、仕事がたくさんあるのはいいことなので、スタッフを増やして対応しようと思っているのだけれど、ほら、会社の人事ってたいへんだから、どうなるかなぁ。

そんな中で、『マーケティング2.0』。大分前に買っていたのだけれど、全く読めずにいた。僕の会社に、会話中何にでも「2.0」とつけて話す人がいて(例「広告2.0」「CM2.0」「会社2.0」…とかね)、この言葉があまりに頻繁に出てくるものだから、今では「2.0」はほぼギャグになっていて、やっぱりあれですね、流行り言葉を本のタイトルにつけるのは、ギャンブルですね、少し時間がたつと古臭く感じてしまう。名著『ウェブ進化論』のタイトルを見たときは、さすがに「おいおい、もうちょっと考えたタイトルにしてよ!!」って思ったけれど、中身がよければ、タイトルはあんまり関係ないってことですかね。で、『マーケティング2.0』。ネット系マーケティングの世界で、名前をよく聞く10数人の方たちが、自分の得意分野で色々書いておられます。ひとり10ページちょっとのボリュームなので、軽く読めちゃう。好きなテーマを選んで読むこともできるので、「マーケティング2.0」という名前のカンファレンスに参加して「自分の興味のあるやつだけ聞く」みたいな感じで、読み進められます。僕は、ココログを立ち上げた清田一郎さんの「プロモ2.0」(第3章-3)が面白かった。「プロモーションは死んだ」というシリコンバレーで流行った言葉から、書き進めているのですが、その言葉は、「従来の発想は無益ばかりか、害になるので一切捨てたほうが良い」ということらしい。ネットを使ったプロモーションでは、誘導しようとしたり、対峙したり、コントロールしようとしたりすると、「ズレたこと」に見えてしまい、その世界からは無視され、排除される。『「顧客」は「消費者」ではないのです。顧客は私たちとともに、フローを起こし、変化を生み、相互作用し、(一緒に)価値を作り上げていく人々です。』と語っています。『ネットには、自分たち自身(マーケッター)が出ていかなければいけない』『マスメディアでの経験は、プロモ2.0では役に立たない』『「広告宣伝」という怪物から、もう一度顧客と企業との健全な関係を取り戻すプロセス』などなど、アンダーラインを引きまくってしまいました。僕たち古い広告屋は、コミュニケーションがこんなに変化するなんて、数年前まで考えもしなかったから、動揺したりしているが、この変化を頭でなく、身体で感じられれば、それほど怖いもんじゃないよね、と強がってみる土曜日の深夜。

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コメント

ウェブ進化論のタイトルについては、発売当時、僕も同じように思いましたw
でも今にしてみると、スタンダード感のある良いタイトルですよね。

投稿: うめ | 2006年11月13日 (月) 午後 01時22分

2.0もいいですが、今日の東京の試合は御覧になりましたか?

投稿: アオアカ広告 | 2006年11月12日 (日) 午前 12時28分

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「はい、カァーット!、もーいちどぉー」 子供の頃、TVのコントで観たシーンです。 確かドリフのメンバーが、牛乳を飲むところを撮影していて ディレクターが何だかんだと注文つけて、 何度も何度も撮り直すと言う内容だったと思います。 とにかく彼らのやることには波長が... [続きを読む]

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