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2006年12月

2006年12月11日 (月)

『アイディア会議』

『アイディア会議』加藤昌治 大和書房

著者プロフィールに、「大手広告会社勤務」と。『考具』を書いた人。なんでだろう?D社のヒトだと思い込んで、読み進んだ。「そーかそーか、D社はこんな感じで企画会議してるわけね。ウチとあんまし変わんないなー」って。でもナンカおかしいな、と思って調べてみたら、弊社社員でございました。しかも、知ってるよ、加藤さん。よかったー、ちゃんと調べて。あやうく悪口書くとこだった…なんて嘘ですよ。非常にためになりました。考えてみれば、僕は会社入って20数年間、ひたすら毎日「アイディア会議」をし続けてきたわけですが、あまりにも日常すぎて、「アイディア会議」っていう意識すらしたことない。意識したことすらないから、「会議の効率」を考えたこともない。ひたすら、ダラダラやってしまう。いけないね。この本読んで、反省しました。時間通りに集まって、きっちり時間内に終わるぞ。さらに、本書にあるように、「広げる」フェーズと「まとめる」フェーズを意識してやることで、参加する人たちのアイディアを最大化できる、と。うむむ、ごめんよ、いままで僕はきっと、「広げる」フェーズで落としたり、「まとめる」フェーズで広げたり、どれだけ可能性のある企画を葬ってきたことか。ココロ入れ替えてやります。あ、我がチームのみなさん。例の火曜日3時出しの企画、広げるフェーズですからね。1人100案ぐらい出してね。広げて、広げて。

本の中で、すごくためになった箇所。「アイディア会議」では、話し合ってはいけない!?ってところ。ちょっと長いですが引用しますね。「心理学的にどう説明できるかは分からないのですが、私たちは、発言自体と、その発言した人を分けて考えることが、苦手です。(中略)自分自身が否定されたように感じてしまうのです。(中略)いつに間にか発言者の評価にすり替わってしまうんですね。(中略)発言と発言者を混同してしまう=真摯に向き合ってしまうと、アイディア会議はうまくいかない、という不思議な現象が起きるのです。」だから、発言を紙にまとめて、発言者と物理的に切り離したほうが、会議はうまくいく、とか、面と向かって座らないで、全員が同一方向を向いて会議するなど、具体的な解決方法を示してくれています。誰が出そうが、いいアイディアはいいアイディアなんですもんね。あ、営業も火曜日3時まで1人100案ね。広げて、広げて。

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2006年12月 7日 (木)

明日、朝から研修です

明日も早い。朝9時半から研修です。この年になって、研修を受ける方。一日中座学。でも研修って好きだなぁ。何かを取り込むことって、新聞や本を読むことぐらいしかないしなぁ。もうスカスカですよ、ホント。

昨日わけのわからんこと書きましたが、昨日やったグルインがね、ほんと楽しかったわけですよ。仮説や検証のためのグルインは面白くない、っていうか、自分の作ったCMをどう評価されるかドキドキしたり、戦略の正当性が実証されなかったら、やり直し!!みたいなことが多くて、僕はグルインがあまり好きじゃなかった。でも、話題だけをきめて、おばちゃんたちにあれこれ勝手に話してもらうグルインは、相当面白い。予想もつかない考えや言葉が、どしどし飛び出してくる。リアルインサイトって、そういうところから発見できるのだろう。「CMの効き」みたいなことも、「制作現場」と「お茶の間現場」は、相当な乖離していることを改めて実感した。生活者って、すごいかもしれない。

もう寝ます………………あ、研修の課題やってない。

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2006年12月 6日 (水)

明日、9時30分からプレゼン

明日、9時30分からプレゼン。グラフィックの修正、間に合うかな?企画書バッチリ書いたし、勝つような予感。明日、遅れたらヤバイし、もう寝ないと。7時半には起きなくちゃ…でも大丈夫かな?やり残したことないかな…案、ウケなかったらどうしよう?あーあ、もう4時じゃん。なんで今ブログ書いてるの、俺!?つづくっ!!プレゼンとは全然関係ないけれど、最近ますます深夜交通費とか、経費の処理ができないよ…どうしたらいい?誰か代わりにやって!!(請!!あ、今日のグルイン面白かったな。仮説のないグルインっていいね…リアル・インサイト…TRUE…寝る!!

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2006年12月 3日 (日)

自分が観たいCM

昔ね、CMつくってた先輩たちによく言われた言葉があって、それが「自分が観たいCMを企画しなさい」という言葉。今でも、演出家の人とかは、後輩に言ったりするのだろうけれど、広告会社のクリエイティブの現場では、ほとんど言われなくなったのではないか。どちらかといえば、「自分の個性を出すためには、自分の気持ちを正直に出す(=観たいものを企画する)ことが重要」みたいな文脈で語られていた。はっきり言って、広告会社のクリエイティブの現状で、「自分が観たいCMを企画しなさい」って言っても、「おっちゃん!何言ってるの?」って気持ちにさせるのがオチだろう。TVCMの15秒30秒では、ブランドの言い分を伝えるのに精一杯で、「自分が観たい」なんていう部分は、1%も入れられないのではないだろうか。一方で、長尺のブランデッド・ムービーがけっこう注目されていて、そういった場合は「自分でやりたいもの、観たいもの」が、少しはできる。でも、Webでしか見れないものは、YouTubeなんかですごい話題にならない限り、所詮影響力は限定的で、「広告効果」という点ではいかがなものか、となる。で、最近思うのは、15秒30秒のCMを諦めるのではなく、むしろCMを作っていく上で、「自分が観たい」という意味を、もう一度考え直してみてはどうか、ということ。前提として、「自分が観たい」とはもちろん「自分の独自性」「アーティステックな個」を、CMにどう入れ込めるかという話ではない。広告クリエイティブのプロとしては、「自分が観たい」とは、「世の中が観たい」と同義語であるべきではないか。世の中にある、まだ顕在化も言語化もされていないけれど、確かに存在するムード、気分をつかみ、自分自身の中にどう取り込んでいくか。(世の中の気分=自分の気分)であるクリエイターは強い。しかし誰しもが、平均的に生活しているわけでなく(ある意味偏った経験をしているからこそ、クリエイティブできるわけだが)、だからこそ、世の中の本当の気分(リアル・インサイト)をどうつかむかが、これから最も重要なのではないか。ストプラの人が定量調査やグルインでまとめた報告書を、そのまま鵜呑みにして→クリエイティブしてないか。面倒くさがらず、調査にもっとクリエイティブの人が出て行っていいのではないか。クリエイティブ視点でのインサイト抽出方法を、生み出す必要があるかもしれない。「生活者主導社会」という言葉がある。ネットの登場で、生活者と企業との関係が変わった、コミュニケーションの仕組みが変わった、ということなんだけれど、これからの広告のあり方を考える上で、自由と優位性を持った生活者のインサイトと、クリエイティブとの関係を見直す作業が、けっこう重要なのではないかと思ったりするのです。

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日清どん兵衛

さっき、J-SPORTS ESPNで松井が出ている「ル・マン対リヨン」の生放送を観ていたら、ハーフタイムにアナウンサーと解説者が出てきて、「…前半は、0-0で終了しました。それでは、CMです」と言った後、CMに移らないで二人でダラダラ会話を始めた。僕は「あーあ、放送事故だよ」と思いながら面白がって観ていると、二人の前に湯気のたったカップ麺が運ばれてきて、なんと放送中なのに食べ始めたのだ。その時点でも僕は全然気づかずに、「面白いもん観ちゃったなぁ」とニヤニヤ観ていると、突然シズルカットが入ってきて、なんとそれは日清のどん兵衛の、番組の内容に連動したCM(?)だったのだ。いやぁーこれには、「やられた!!」と思った。J-SPORTSという、スポーツ専門チャンネルで、しかも深夜。まさに放送事故が起きそうな状況なわけです。世の中で、この生企画を観た人が何人いるかはわからんけれど、僕のようにバッチリひっかかった人間は、一生どん兵衛のことを忘れないだろう(ちょっと大袈裟か)。こういった企画って、割とよく思いつくのだけれど、結局実施が難しいということで、ポシャることが多い。放送事故スレスレに見える企画だし、メジャー放送局では難しいはず。でも、マイナー系チャンネルなら可能なわけだよね。あえて土曜の深夜に、スポーツ専門チャンネルで、この生企画を実施した広告人たちよ。君たちはエライ!!たまたま観れた僕もラッキー!と思った深夜2時半。

後半が始まったので、観ますね。松井頑張れ!でもすごいね。ル・マンってチームは、ほとんどが黒人選手なんだね。しかもフランスのチームだから、ほとんどがアフリカ系だと思う。GKとあと一人ぐらいが白人。その中に混じってサッカーしてる。いやー松井って、ほんとすごいと思うよ。

PS:後半戦は松井が出ていなかった(残念)。ル・マン対リヨンは、0-1でリヨンの順当勝ちでした。

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2006年12月 2日 (土)

レッズ初優勝!レイソル昇格!

レッズ初優勝おめでとうございます!最終戦、ガンバ相手に強いサッカーを見せてくれました。1点先行された時(ほんの数分間)、不安な空気が流れたけれど、なんてったってレッズは、個人の能力が抜きんでている。ポンテの個人技でなんなく同点。この1点で、優勝が決まりましたね。レッズは、日本へ帰化した2人と、外人枠3人の計5人のブラジル人がいて、ちょっとズルくないか、という説はあるものの、まぁ、サッカーっていうものは、強かったらファンはつくってことを、レッズは証明してくれました。小野ちんを出さなかったことも、ブッフバルトのGJでしょう。岡野が最後に登場した時は、グッときました。6万人を超える埼玉スタジアムの様子は、素晴らしかったです。

そしてそして、柏レイソル昇格おめでとうございます!!(っていうか、柏レイソルは本来、J2に落ちるチームではない)3年連続、入れ替え戦出場かと思っていましたが、神戸の予想外の敗戦があり、昇格を決めました。(machさんおめでとうございます)昇格が決まった瞬間、岡山が泣き崩れたシーンは、思わずもらい泣きしそうになりました。来期は補強もしっかりやって、J1でも活躍してください。

今年は、ドイツワールドカップが開催されて、日本は惨敗。海外組スター選手を執拗に使い続けたジーコの戦略は、完全に裏目に出ました。オシムに監督が変わって、国内組の若手、しかもJリーグで結果を出している選手を代表に呼ぶようになり、Jリーグ、サッカー界全体が活気づいた。頑張って結果を残せば、ネームバリューはなくとも、代表でプレイできる。日々の頑張りを誰かが見ていてくれる、という意識がいかに大切なことか、をオシムは教えてくれました。僕たちの仕事も一緒で、誰かがしっかりと、若手の成長と頑張りを見て、大きな仕事に起用しないと、全体が活性化しない。どんどん新しい選手が登場して、新しい考え方でプレイしないと、会社は老朽化しますね。大きくて重要な仕事に、いっつも同じメンバーが集まるようだと、その会社はヤバイといえます。

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