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2007年9月25日 (火)

アイディアの生み方、売り方

先日海外出張して、ある会社を訪問したのですが、その時に感じたこと。その会社は広告会社ではないので、僕らとは根本的には違うのですが、「アイディアを売る」という点では共通点が多い。その会社の話を聞いていると、「アイディアの売り方にアイディアがある」んですね。そこんところが素晴らしいな、と。

僕たち広告会社は、いわゆるアイディアを売って仕事をしています。広告表現のアイディア、メディアプランのアイディア、ストラテジックプラン、イベント、新商品開発、パブリシティ等々、アイディアこそ広告会社の売り物です。アイディアを単純に商品としてのとらえた場合、普通の商品と同じで、「新しい」「ココロをワクワクさせる」ことは必要ですよね。「古臭い」「つまらない」商品は誰も買いたくありませんものね。

ところが広告活動は、結構デイリーな商売でもあります。毎日、お得意先と共通の課題に向き合い、お互いの頭の中の隅々まで分かり合う関係になる。よく「うちのカミさんより一緒にいる時間が長い」なんて冗談が交わされるほど、親密な関係で仕事が進みます。

そんな関係の中でアイディアを出す場合、毎回毎回お得意先の「ココロをワクワクさせ」「新しい!!」と感嘆させるのは、相当難しいわけです。一発の競合とかだったら、別ですが。

その会社を訪れて感じたことは、その会社の商品(アイディア)が、「新しい」「ココロをワクワクさせてくれる」ものであること以前に、「この会社からしか出ないアイディア」なんですね。うーん、言い方が難しいんですが、正確に言うと、「この会社からしか出ないアイディアに思える」んです。自分たちのアイディアを、上手に演出して見せるわけです。

いや、演出と言う言葉は適切ではありませんね。だから、「アイディアの売り方にアイディアがある」という言い方も、適切ではないですね。むしろ、「アイディアの生み出し方にアイディアがある」から、「アイディアの売り方もアイディアフルに見える」と言ったほうがいい。フィロソフィーからメソッド、ワークスタイル、プレゼンテーションまで一貫して、そのオリジナルな姿勢を貫いているからこそ、最終的な演出が効いてくるんですね。

その会社の成り立ちや、現在の成功を見て、深ーく考えさせられるものがありました。この件は、時間がある時再度エントリーします。

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