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2008年1月23日 (水)

ほのぼのと、年賀状などを整理して

先週末、今年もらった年賀状の整理をしました。会社に届いた分と自宅分を一緒にして、住所が変わったものがあれば、住所録を訂正して。僕はそんなにまめなほうじゃないけれど、毎年、年の瀬になると、今年もらった年賀状はどこいった?とか騒ぎになるので、暇なときにやっておこうかな、と。

ここ数年、変形の年賀状が目に付きましたが、今年はそんなに多くなかったような気がします。変形の年賀状にも、みんな飽きちゃったですかね。保存のこと考えると、定型のほうが整理しやすいけれど、中にはビックリするような面白い変形モノもあって(変形モノを出すのは、デザイナーが多いかな)、それはそれで楽しいです。

昨年末、日本郵政が「年賀状は、贈り物だと思う」というキャンペーンをやっていました。年賀状を「送る」ということは、その人の気持ちを「贈る」ということ。PCメールでの味気ないコミュニケーションが主流の時代に、年賀はがきに「手書きの一言や、簡単なイラストを加えて贈る」ことで、自分の気持ちを伝え、相手の気持ちを少し動かす。年賀状が持っている、小さいけれど、人間味のある、あったかい価値を再発見してほしい、というキャンペーン。CMを見ていて、僕は素直に「いいなぁ」と思いました。

年賀状を書く場合、住所はパソコンとプリンターにお任せだし、賀状のデザインも今は印刷が普通でしょう。つまり直筆は、「手書きの一言」だけなんです。そしていつも僕は、この「手書きの一言」を書くのに、結構苦労します。1年に1回、年賀状でしかやり取りのない人には、「ごぶさたしています」なんて、当たり障りのないこと書いたりしてね。いつも会っている人には、その一言がパッと浮かぶケースと、(素敵な一言を書こうと頑張りすぎて)、なかなか思い浮かばないケースと、両方ありますね。

うちの会社の先輩に、年賀状に書くこの「一言」が、とても上手な人がいます。毎年毎年、その人の「一言」は、僕をうれしい気持ちにさせてくれる。割とストレートな、僕に対する「期待の言葉」を書いてくれる。それは、とてもとても短い言葉。

と、ここまで書いて、ふと思ったこと。短い一言だからって、パッと浮かんだ言葉を書いているだろうと思っていたけれど、もしかしたら、その一言に結構時間をかけて考えているのかもしれない、と。

「贈り物」であるということは、それをあげる相手を、どれだけ喜ばせるか、ということ。それにかける時間や手間を惜しまず、自分ができるだけのことをする。その、相手を喜ばせようとする努力が、人の気持ちを動かす。年賀状に書く一言も、単純作業的に次から次へと書き続けるだけじゃ、なかなか人のココロを動かさないかもな、と。来年の年賀状は、もう少し時間をかけて書いてみようかなと、そんなことを考えました。

話はちょっと変わるけれど、昨年、後輩の結婚式に出た時のこと。僕は時間がなくて、コンビニでご祝儀袋を買った。そしたら、一緒に結婚式に出た会社の同僚二人が、わざわざ、ご祝儀袋を、銀座まで買いに行ってたんですね。それはそれは、とても素敵なご祝儀袋。

「贈り物」をあげる、ということ。

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