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2008年4月14日 (月)

『男は3語であやつれる』『女は3語であやつれない』

はじめに断っておきますが、僕が週末これらの本を一心不乱に熟読していたわけではありませんからね。しかも、決して他人様を「あやつろう」、なんて考えているわけではありませんからね。あしからず(笑)。

『男は3語であやつれる』伊東明著 PHP研究所

結局、男はプライドをくすぐればイチコロ、という本です(笑)。かなり売れた本なので、買った方も多いのではないでしょうか。一応何章かに分かれてはいますが、男の場合はとにかくシンプル。「プライドをくすぐる」「気持ちよくさせる」言葉のオンパレードです。「男をあやつる」言葉。面白いので、羅列してみますね(笑)。

「すごーい」

「頼りになるー」

「貴方の目はごまかせないわ」

「やっぱり○○さんじゃなきゃ」

「大人は違いますね」

「○○さんみたいな人、なかなかいないですよ」

「ドキドキするー」

「大胆ですねー」

「やさしいですね」

「陰で努力してるんですね」

「○○さんなら大丈夫ですよ」

「島耕作みたいですね」

「ありがとう」

女性にまっすぐ目を見られて、こんなコト言われたら、「むははは!もっと言って、もっと言って!」ってのは、僕だけじゃないはずです(笑)。バカなんですね、結局男って。

『女は3語であやつれない』伊東明著 PHP研究所

逆に女性の場合は、事がそんなにシンプルじゃない。物事の捉え方が人によって千差万別だから、「3語ではあやつれない」わけです。でも分からないからって、恐れていてはいけない。そもそも女性と男性では、言葉に対する感受性が違うから、そこを知った上で、いいコミュニケーションをしましょう、という男性向けの本ですね。

●男が戸惑う「恐怖の言葉」

「ねぇ、ちょっと話があるんだけど」

「どうして黙っているの?」

「なんで相談してくれなかったの?」

「誰といたの?」

「最近○○してないよね」

●女性を敵に回す「地雷の言葉」

「女のくせに」

「なんでそんなことに悩んでんだよ」

「そんなの自分で決めろよ」

「だってほら○歳なんだから」

「ほんとバカだな」

「要するに何?」

●これであなたもジェントルマン←(笑)

「今日は楽しかったね」

「ずっとがんばってきたもんね」

「いつでも相談にのるよ」

「オレが悪かったよ」

「素敵だね」

「ありがとう」

女性から言われて戸惑う(どうゆう意味だろう?と考えさせる)、「恐怖の言葉」って確かにあるし、何気なく言ったらいきなり怒られる「地雷の言葉」もあるもんなぁ(苦笑)。そもそもは、性差によるコミュニケーションの違いがベースになっていて、女性は「共感」、男性は「プライド」。でも、どっちも最後の言葉は、「ありがとう」という感謝の言葉であるあたりが、美しいですな。

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