グルメ

2008年3月 8日 (土)

阿佐ヶ谷「鳥○」

阿佐ヶ谷の「鳥○」(あえて伏字にさせてもらいます)は素晴らしいお店です。阿佐ヶ谷に住んで10年以上になるけれど、こんなにいいお店なら、もっと早く行けばよかったと。引っ越した当時に教えてもらったんだけど、いつも休業しているイメージがあって、なかなか暖簾をくぐれなかった。実際ここ2年ぐらいは、ご主人が病気で店を休んでいたことも多かったといいます。開店して35年以上たっていて、開店した当時は、阿佐ヶ谷の駅が高架の工事中で、もっと高円寺側に改札口があった、と教えてくれました。間口が一軒ぐらいの狭い店で、カウンターが7~8席。奥に小上がりがあるけれど、全体でも15人ぐらい入ればいっぱいかなぁ。その当時は、阿佐ヶ谷の飲み屋は多くは間口が一間ぐらいで、戦後のバラック建ての面影が残っていたといいます。

「鳥○」の焼き鳥は、なかなか他では食べられません。僕の好みで言えば、ゆずつくね、にらつくね、砂肝、皮、血肝、手羽先、肉ピーマンあたりかな。他にもいろいろなおつまみがあって、それがいちいちおいしい。お酒は、熱燗、冷ともに銘柄は一種類。趣味で言えば、純米酒や純米吟醸なんかも置いて欲しいんだけど、長い年月、その一種類でこと足りていたのでしょう。新参者の僕が何か言うべきところじゃない。他に樽酒、ワインや焼酎もある。ぐい飲みのような器にお酒を注いでくれるんだけど、ご主人のその注ぎっぷりが神業。お酒がぐい飲みからはみ出している状態(笑)。表面張力なんてものを超えた、神秘の世界ですな。口をぐい飲みに近づけて飲む以外に、方法はないんです。

そして、この「鳥○」が僕にとって大事なお店になったのは、昔うちの会社のクリエイティブの大先輩たちのたまり場だったからなんです。ご主人が懐かしそうに語ってくれたのですが、もう20数年前、会社の大先輩たちが、遅ーい時間に大勢で来たそうです。けっこう飲んで来ているらしく、最初からハイテンション。いろいろ面白い話をする人たちで、最初はどんな職業の人たちか、想像できなかったと言います。カラオケが流行りだした時代で、店が引けてから、ご主人も大先輩たちに誘われて、他の店にカラオケを歌いに行ったり、何故か六本木まで連れて行かれたこともある、とおっしゃっていました。

その先輩たちの名前を聞くと、僕が入社した当時に役員などをしていた方々ばかり。ご主人から聞く大先輩たちの話は、その当時の会社やクリエイティブの様子がいきいきと感じられて、なんだか嬉しくなりました。僕が入社した20数年前、今で言うOJT先のCDだった方がその中心人物で、もう10年ほど前に亡くなられましたが、若いクリエイティブを連れて、よく飲みに来ていたといいます。

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2007年10月31日 (水)

居酒屋「川名」

僕が住んでいる阿佐ヶ谷に、その居酒屋「川名」はある。阿佐ヶ谷駅の北口を出て、旧中杉通りを北へ進んだ左側、赤いテント屋根に「川名」と書いた店がある。僕は阿佐ヶ谷に住んで10年以上経つが、ここが有名な居酒屋さんであることを知らなかった。お肉屋さんに隣接しているせいもあり、焼き鳥をその場で焼いて売っている店にしか見えないのだ。あるブログで、ここが超有名な居酒屋であることを知り、無性に行きたくなった僕は、こないだの日曜日、この店を訪ねた。3時ごろその店を覗くと、「開店は4時です」と告げられたので、阿佐ヶ谷図書館で時間をつぶし、4時5分ぐらいだろうか、僕はお店に行ってびっくりした。もはやほぼ満席なのだ。「えー!?」運よくカウンターに、1席だけ空き席があったから入れたが、まだ開店して5分でギッシリ満席。しかも次から次へお客さんがやってくる。「満席なんです。ごめんなさい」何人のお客さんに、お詫びをしているのだろう。おそるべし居酒屋「川名」。つづく。

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2006年5月23日 (火)

『DANCYU4月号 餃子特集』

昨晩、中華料理の田町「大連」の餃子について書いたところ、某プロダクション某プロデューサーからさっそく、二ヶ月前の『DANCYU 餃子特集』をいただいた。「大連、載ってましたよ」むむむ、やはり「大連」は、名店だったのだ!「ムチムチの水餃子がおいしい」とのこと。今度はゆっくり、(酔っ払いじゃない人と)行こうと思う。

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2006年5月21日 (日)

田町「大連」

先週金曜日。田町の中華料理「大連」へ行った。田町でもう10年ぐらい働いているが、初めて行った。「初めて?!ホントですかぁ?」とみんなにビックリされるくらい、弊社社員の間では有名な店らしい。お勧めは、ズバリ!焼き餃子&水餃子。これは間違いなくうまかった(ように思う)。「餃子の羽根」って言うんですか?パリパリ状態のものが、餃子の焼き面についていて、この「餃子の羽根」が実に見事(だったように思う)。得意先も一緒だったのですが、みなさん「おいしい」って言ってました(よね?)……実は、途中から酔っ払いが多数発生して、宴が乱れ、味をよく憶えてないのですわ……せっかく名店に行ったのにーくそーっ!!で、本日。「とにかく餃子を食いたい!」「誰にも邪魔されず餃子を食いたい!」という強い衝動にかられて、作ってしまいました\(^o^)/餃子を。それも皮から全部。所要時間約3時間半。自分でも初めての体験だったのですが、何が大変って、とにかく皮づくりが大変!だいたいにおいて、円くならないのですよ。餃子の皮がっ!四角っていうか、へんな形にしかならない…。このまま書き続けると、主婦のクッキングブログみたいになりそうなので、顛末はまたどこかで書きますが、これから餃子を食べる時は、皮を作った人への感謝と尊敬の気持ちを忘れちゃいかん!と思ったのでした。

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2006年4月12日 (水)

西麻布「焼肉十々」②

「焼肉十々」はうまいが、もっと早い時間に行くべきだ、と思う。それにしても毎日、7時間を超える打ち合わせ。みんな仕事が好きだなぁ。

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2006年3月14日 (火)

吉祥寺焼肉「李朝園」

さっき帰宅。午前2時半。

一昨日、吉祥寺の焼肉「李朝園」に行った。この焼肉屋さんは、東京武蔵野地区に住む人たちはほぼ知っている超有名店で、僕も20年近く通っている店である。このところ、その人気ぶりはますます高まり、一昨日の土曜日は、6時半の段階でなんと2時間待ち!!という状態であった。でも、電話で順番待ちの受付をしてくれるから、2時間後に店に行けばいいのだ。それを知っていると、ほとんど店で待つこともない。この店がこれほど人気なのは、とにかくリーズナブルで、千円以下でおいしいタンやカルビが食べられる。しかも、その肉質が非常に高いからである。なんでも、この店の経営する牧場があり、そこから毎日新鮮な肉が入ってくるからおいしいのだ、と聞く。高級を売り物にしている都心の焼肉屋に比べると、確かに見た目はそれほど立派には見えないが、口に入れた瞬間、そのおいしさを実感できるのだ。僕は、けっこうあちこちで焼肉を食っているが、この李朝園の焼肉は、どこに出しても恥ずかしくない味を、長い間保ち続けている、と言える。吉祥寺で焼肉を食べたい時は、ここですね。

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2006年2月25日 (土)

久々に「コムダビチュード」

とある制作プロダクションから、うちの会社に出向していたプランナーの送別会があって、何年ぶりかに「コムダビチュード」へ行った。5年ぶりぐらいだろうか?前に行ったときは、中目黒の「新進気鋭のフレンチ」ということで、いろいろな雑誌で取り上げられていたが、最近はマスコミへの露出があまりないように思う。東京は新しい店が、次から次へと出てきているから、「コムダビチュード」ほどの有名店ですら苦戦してるのかも、と思ったが、予想に反して店は大盛況であった。料理を食べて納得した。「ブーダン」と「金目鯛」と「子羊」をたべたのであるが、大胆さと繊細さが、非常にいい感じで融合しているような気がした。以前行った時は、シェフの男らしさ、大胆さが際立ちすぎて、しかも前菜2皿、主菜2皿食べたものだから、満腹で苦しくなった記憶がある。自分はどちらかというと、フレンチでもイタリアンでも繊細な料理が好きなので、以前の記憶で言うと、「コムダビチュードはちょっと違うかな」という印象が残っていたが、5年ぶりの再訪で印象が変わった。特に「ブーダン」「子羊」素晴らしかったです。サービスも安定しているし、「また行きたい店」のひとつになりました。

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2006年2月10日 (金)

西麻布「叙々苑」「十々」

本日、午前4時帰宅。

昨夜、編集スタジオにて西麻布『叙々苑』の焼肉弁当をいただく。出前で持ってきてくれるお弁当の中で、一二を争う有名実力派弁当が、このお弁当である。広告業界の住人は、ほとんどの人がこのお弁当を知っているはずだ。もし一瞬思い浮かばない人も、あの「シャカシャカ振って食べるサラダ」がついてる焼き肉弁当、と言えば、「あーあー」と思い出すはずだ。本来スタジオは密閉された空間だから、本来はキムチつきの焼肉弁当など、敬遠すべきものだが、そういったことすら、忘れさせる力のある弁当でなのだ。『叙々苑』の焼き肉弁当、みんなで食べれば臭くない。いや、実際は相当臭い。しかし、うまい。『叙々苑』に隣接する、焼肉『十々』もすごくうまいので、続けて書こうと思ったが、すごく眠いのでまた明日。あさってから、台湾に出張です。

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2006年1月29日 (日)

六本木「中国飯店」★★★★

中国飯店(六本木)は凄い店だ。若い頃、上司に連れられて行ってから、もう十数年たつ。その当時から、東京最高の中華といわれていたが、いまだに東京中華の最高峰に君臨している、と思う。しかも、深夜まで営業しているので、我々広告深夜族にとって、有難い以上の、なくてはならない店になっている。上海蟹の季節になると、だれかれとなく「蟹行きますか」という話になって、毎年、何度か足を運ぶ。蟹の老酒漬けや蒸し物、黒酢の酢豚、竹の子のから揚げ、ふかひれと蟹のたまごのスープ…このお店の代表料理は、どれもこれも大きな感動をくれる。もちろん、値段はそれなりだが、まったくもって高いと感じることがないパフォーマンス。数年前、東麻布に姉妹店の富麗華ができて、六本木中国飯店のお客さんは減るのかなぁ、と思っていたが、全然減る様子もなく、連日賑わっている。まぁ、これだけの料理を出す力があれば、お客さんは集まってくるということですな。上海蟹の季節が、もうすぐ終わります。

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2006年1月21日 (土)

新宿スペイン料理「カサベリア」★★

深夜2時半帰宅。

ラッパ屋主催、脚本、演出兼コピーライターの鈴木聡さんと、新宿の「カサベリア」というスペイン料理のお店でゴハンをたべていた。「明日のニュース」という鈴木聡さん作のラッパ屋第32回公演を観た後、10時半ごろから、ゴハンがスタート。「カサベリア」は、鈴木さんいわく「以前から気になっていた」という、割と有名なスペイン料理店。5000円のコース。スペイン名物の生ハム、マッシュルームのオイル焼き、スペインオムレツ、イカ墨のパエリヤなどのメニューが、淡々と出てきた。以前一度、ココで食べたときの、「スペイン料理ウマッ!!」という感動はなかった。コースであったことが、影響しているのか?塩加減が上品になりすぎちゃった?とも感じた。

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